『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん3時間SP』(テレビ朝日系)が、12月28日(土)午後6時56分~10時に放送される。
オトナ顔負けの知識やスゴイ才能を携えた子供たちが、博士ちゃん(=先生役)として出演し、世界でひとつだけのオモシロ授業を行う『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん』。今回は、海外特別プロジェクト第3弾となる「イタリア世界遺産ミステリー3時間SP」を送る。
“世界遺産博士ちゃん”山本・リシャール登眞くんが2年ぶりに登場。スペシャルゲストに“世界遺産好きすぎ女優”の杏を迎え、2人で最先端の発掘現場を含む3つのスポットへ。世界史最大の謎のひとつといわれる“超巨大国家ローマ帝国滅亡”の解明に挑む。スタジオゲストには、登眞くんとロケに同行したこともある伊集院光が登場する。
中学1年生のとき番組に初登場し、沖縄・首里城、長崎・軍艦島、岐阜・白川郷などの世界遺産ロケで豊富な知識を披露してきた登眞くん。2年前、受験に専念するため番組出演をお休みすると宣言したが、この春、見事、東京大学に合格。今回は晴れて大学生となった登眞くんと、これまで世界遺産を45か所も巡ってきた杏が初タッグ。専門家の間でも意見が分かれている“ローマ帝国滅亡”の謎に迫る。
今からおよそ2000年前、ヨーロッパほぼ全域を制覇するほど勢力を広げていたローマ帝国。1200年もの間、栄華を誇ったその巨大国家はなぜか崩壊し、歴史から姿を消した。まずは、ローマ帝国がいかに栄えていたのかを知るため、2000年前の街並みがそのまま残る、奇跡の世界遺産・ポンペイに潜入する。ポンペイは西暦79年のヴェスヴィオ山の噴火によって、丸ごと火山灰に飲みこまれた街。しかし、逆に火山灰が降り積もったことで風化から逃れ、2000年前の街が真空パックされたかのように残されており、“古代のタイムカプセル”とも呼ばれている。
現在、ポンペイはイタリアの一大観光地として人気を博す一方、保全の観点から遺跡のある公園の中に入場できる人数には制限がかかっている状況だが、今回は特別に撮影許可がおりた上、普段、観光では見ることのできない非公開エリアも取材できることに。
2000年前の街が残る“唯一無二の遺跡”ポンペイに、大興奮の世界遺産大好きコンビは、広場や店、貴族の邸宅など市民の暮らしが伝わる遺跡を目にして、当時に思いを馳せる。映画のテーマにもなった“テルマエ(公共浴場)”の遺跡では、充実した設備にローマ帝国のスゴさを実感。さらに、登眞くんがどうしても行きたかったというエリアにも足を踏み入れる。そこはおそらく観光客は誰も見に行かないであろう場所だが、いったい何があるのか。
続いて2人が訪れたのは、ポンペイの近く、ヴェスヴィオ山の北側にある“ソンマ・ヴェスビアーナ”という街。ここも、西暦79年の噴火によって灰の中に埋もれた地域で、現地で発掘調査を進める東京大学の研究チームが今年4月、ローマ帝国時代の重要な遺構を発見したと発表し、世界的に大きな話題となった。
今回はそんな歴史的新発見を発表した東京大学の研究チームの元を訪れ、今も調査が進む発掘現場の内部へ。普通は入ることができない遺跡発掘現場の最前線で、2人が目の当たりにしたものとは。その貴重映像にスタジオも興奮に包まれる。
そして最後は 2000年前に栄華を極めた超巨大国家、ローマ帝国の首都・ローマへ。商業の中心地“トラヤヌス市場”や“アウレリアヌス城壁”など当時のローマ帝国が高度な文明を持っていたことを示す驚きのポイントを回るが、なんとローマにもピラミッドが…。
数々の遺産を巡った2人。この旅で登眞くんは自身が考えるローマ帝国滅亡の理由にさらに近づくことに。果たして、登眞くんの推理とは…。
旅の終わり、杏と登眞くんが口々に「本当に濃かった!」と大興奮で振り返った、今回のロケ。スタジオゲストの伊集院も「好きなものの方向性が一緒だったり、お互いが興味を持ったりすると、性別も年齢が違っても何にも考えなくなるんだな」と、すっかり意気投合した世界遺産大好きコンビを大絶賛。サンドウィッチマン・富澤たけしも「神回のニオイがする!!」とワクワク顔を浮かべ、芦田愛菜も「3時間あっという間でした! 教科書で見るのとはまた違う切り口で古代ローマを見ることができて、より興味が深まりました」と感想を語った。
番組情報
『サンドウィッチマン&芦田愛菜の博士ちゃん3時間SP』
テレビ朝日系
2024年12月28日(土)午後6時56分~10時
©テレビ朝日