

『ポツンと一軒家 春の3時間スペシャル』(ABCテレビ・テレビ朝日系)が、3月30日(日)午後6時04分~8時56分に放送される。
日本各地の人里離れた場所に、なぜだかポツンと存在する一軒家。衛星写真だけを手がかりにその地へと赴き、地元の人たちからの情報を基に、一軒家の実態を徹底調査しながら、人里離れた場所にいる人物の人生にも迫っていく『ポツンと一軒家』。3時間スペシャルとなる今回は、MCの所ジョージとパネラーの林修、ゲストの桐谷健太、長濱ねるが、番組初となる神奈川県のポツンと一軒家と、熊本県のポツンと一軒家の暮らしぶりに思いを巡らせる。
番組冒頭「自然が大好きなので、山での暮らしへの憧れはあります。ただ、ずっとポツンと一軒家で暮らせるかどうかは分からないですね…」と話した桐谷。アフリカ渡航の経験もある桐谷だが、その一方で大自然の厳しさも分かっているよう。
長濱は「お休みの日は“本がたくさん読める日だ!”って家から出ないことも多いので、一人ポツンといることは苦じゃないんです。ポツンでの暮らしに将来の自分の姿を重ねたりもします」と語る。
そんな二人に対して所は「虫はたくさん出るし、以前のポツンでは、イノシシの子供がおばあちゃんと一緒にコタツに入っていたんだよ!」と過去に登場したポツンでの自然の厳しさを伝える。すると林は「せっかくお二人が、憧れているのに、夢をつぶさなくても…」と苦笑い交じりにたしなめる。
熊本県・天草地方の山奥にあるポツンと一軒家捜索では、地元の人たちの温かさに触れながら、やがて元船乗りのご主人とその奥さまに出会う。33年もの間、船上と山奥で離れて暮らしてきたご夫婦だが、今では仲むつまじい生活を送っていた。その様子に、長濱は「まさに憧れの暮らしです。私の地元(長崎)も、漁師町でしたので、地元のお父さんたちは半年に1回しか帰ってこないような暮らしで。地域で子育てをしていて大きな家族のようでした。そんな暮らしの先、老後はご夫婦で仲良く暮らされている姿がすてきでした」と地元の暮らしに重ねるように語る。
そして、番組初となる神奈川県のポツンと一軒家も登場。山の頂上付近にある広大な牧場。そこには30代の若いご夫婦が、乳牛を山地で自由に放牧させる山地酪農(やまちらくのう)に勤しむ姿があった。「薫る野山とともに牛を育てていく」という思いを込めて、牛と自然にひたむきな愛情を注ぐご夫婦の姿に加えて、神奈川とは思えないのどかな絶景も大きな見どころに。
「神奈川にこんなにも素晴らしい絶景があるなんて驚きでした!」と声をそろえるゲストの二人。桐谷は「自然とともに牛を育てながら生きていくという厳しさと“すごみ”を感じました。地域での活動もされていて、若い方がこうして山地酪農や地域の農業に参加することで、活性化していくという可能性も感じましたね」と感銘を受けた様子。
長濱は「都会で暮らしていると、人とのつながりが少なくなってしまったりしますし、何かをやりたいけど、どうすればいいか分からない、という人もいらっしゃると思うんですが、そんな方々にもぜひ見ていただきたいと思いました」と語った。
番組情報
『ポツンと一軒家 春の3時間スペシャル』
ABCテレビ・テレビ朝日系
2025年3月30日(日)午後6時04分~8時56分
※TVer・ABEMAで見逃し配信
MC:所ジョージ
パネラー:林修
ゲスト:桐谷健太、長濱ねる
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